移住を検討している皆さん!ハッキリ言っていきなり移住って怖くないですか!
私は、私自身が移住するために、ある地域に目星をつけて準備をしてきました。
このまま移住をするかもしれないし、考え直して他の地域にするかもしれません。
その理由は…、
私が移住しようとしているところは、全国的にみても人気移住ランキング上位の地域なのですが、調べてみると「物価が高い」「家賃も高い」ことがわかりました。😅
「んっ!このまま移住して大丈夫なのか?」という疑問というか心配というか…、この歳になって失敗したくないんです。
ということで少しでも不安解消するために「お試し移住」というのもありなんじゃないかと!
皆さんには、移住前に実際に住んだときのイメージが湧くようにするために、「こんな自治体のプログラム?もあるよ」ということを書いてみたいと思います。
お試し移住プログラムとは?目的と魅力
1. お試し移住の定義と背景
- お試し移住とは?
お試し移住プログラムとは、地方自治体や民間団体が提供する、短期間で地方に滞在し、その土地での生活を体験できる制度のことです。
通常は数日から数週間、長い場合は数か月間の滞在を通じて、現地の生活や文化、仕事を実際に体験します。 - 背景:お試し移住が誕生した理由
現代社会では、都市での生活のストレスやリモートワークの普及によって「地方での生活に興味を持つ人」が増えています。
しかし、完全に移住する前にその土地での生活を事前に体験できる機会は少なく、そこで「お試し移住」という形が広がりました。
特に、人口減少に悩む地方自治体が積極的に推進しており、都市住民に地方の魅力を発見してもらうことが目的です。 - 具体的なプログラム 奈良県の場合
奈良の紹介
奈良県のお試し移住は、自治体のサイトに、もちろん掲載されています。
1泊あたり2,000円分(最大2万円分)を支給し、移住をサポート!
「奈良に移住をしたいけれど、いきなり移住はハードルが高い」
「観光ではなく住居という目線で長期滞在してみたい」
「移住に伴い新しく就業先を探したり住むところを探したりしたいが、活動中の宿泊費が心配」
という方のために!(まずは、「オンライン移住相談」で面談していること)
宿泊施設の宿泊経費・交通費等の一部を1人1泊あたり2,000円分、最大2万円分を支援金として給付する制度です。(QUOカードで事後支給)
無制限じゃないんだね〜残念! どんどん枠数がなくなってく!
それだけ人気ってことよね! 1人10泊まで使えるみたいね!
宿泊施設でお試し移住を利用するメリット
・オーナーと 地元住民との交流がありお話しできる
・安価に宿泊が可能 連泊することで暮らしを体験
宿泊施設は、なんだか味のあるおしゃれな建物が多いです!奈良なだけに歴史がある感じがする
令和5年度の利用状況では48人の方が宿泊し、平均3.2泊したそうです。
そのうち42%の人が移住を決めたそうです。
宿泊施設のオーナーの方と話し奈良県の話をたくさんしたとの事ですし、また他の移住する目的で来ている方とお話しできる機会があってよかったと話している方もいるようです。
宿泊している間、不動産屋さんへ足を運んだり役所にいってさらに細かい移住相談をできたことも大きかったようです。
移住ポータルサイト「ならりずむ」
佐賀の紹介
佐賀県のお試し移住も自治体のサイトに、もちろん掲載されています。
テレワーク生活体験と移住体験イベントに参加で1泊1万円の補助が出るそうです。
15日以上3ヶ月以内の滞在で実際にテレワークしている現状が必要だそうです。
15万円まで
イベントへの参加のための滞在で実際に参加が必要だそうです。
6万円まで
その他、交通費も航空機または新幹線運賃も出るそうです。
イベントは、(令和6年10月8日現在)あと1回みたいです。
移住してもらうためといっても結構な額をサポートしてくれるのね!
「佐賀に移住をしたいけれど、いきなり移住はハードルが高い」
「観光ではなく住居という目線で長期滞在してみたい」
「移住に伴い新しく就業先を探したり住むところを探したりしたいが、活動中の宿泊費が心配」
という方のために!(まずは、「オンライン移住相談」で面談していること)
奈良県と同じですね。
宿泊施設でお試し移住を利用した人のお話し
・お試し移住をしたとき、現地の地域おこし協力隊の人や移住コーディネーターの人の話を聞けた。(イベント参加必須)
・宿泊を 連泊することで暮らし、特にスーパなどの買い物をできたし、地域の病院の話を聞けた。(イベントに参加していない時も現地の方々との交流あり)
2. なぜお試し移住が注目されるのか
- リモートワークと地方移住のトレンド
リモートワークという仕事が普及する中、仕事の場所に縛られないライフスタイルが可能になり、多くの人々が「都会の利便性」と「地方の自然豊かな環境」の両方を検討するようになりました。
これからの時代は、パソコンとネット環境があれば仕事ができるという人が増えていくのだと思いますが、これにより、地方への移住や、まずは短期間で体験できるお試し移住プログラムが注目を集めていくのでしょう。 - 地方の魅力発見のチャンス
お試し移住プログラムでは、その地域の本当の魅力や、ガイドブックには載らないような地元の生活に触れられる点が特徴です。
(ただその街を歩いただけでも感動があると思います。)
地元の食文化、季節ごとの風景、地域コミュニティとの関わりを体験できるため、より深く地域に根付く魅力を感じることができます。 - 参加者の声から見る利点
実際にお試し移住に参加した人々の多くが、地方の人々との交流や、時間の流れの違いに魅了されているという声が多いです。
また、自然豊かな環境での暮らしや、地域資源(農業や観光)を活かした仕事に新たな価値を見出すケースも増えています。
3. 移住に対する不安とその解消法
- 生活環境への不安
地方への移住を検討する際、インフラや生活の利便性についての不安が多く聞かれます。
特に、病院やスーパー、交通機関が都会ほど充実していない地域では、このような不安が強くなることがあります。
解消法
お試し移住プログラムでは、実際にその土地で数日から数週間暮らすことで、生活に必要な施設の状況を体感でき、現地での利便性を確認することができます。
(実際に公共交通機関のバスに乗ってみるのもいいのではないでしょうか。)
自治体やプログラム運営者が、現地の生活環境について詳しく案内してくれることも多いです。 - 地域コミュニティとの馴染み方への不安
地方では都会と比べて地域住民との距離が近く、コミュニティに溶け込むことが大切です。
しかし、初めての場所で新しい人々と交流することに不安を感じる人も多いでしょう。
解消法
プログラムの一環で、地元住民との交流イベントや地域の行事に参加する機会が設けられていることが多く、移住前に地元の人々とつながりを持つことができます。
コミュニティに参加するきっかけがあれば、孤立感を感じることも少なくなるでしょう。 - 仕事や収入面での不安
地方への移住で最大の課題の一つが仕事や収入です。
リモートワークが可能な人は比較的スムーズですが、現地での新しい仕事を見つける必要がある人には不安材料となります。
解消法
お試し移住プログラムの中には、地域の産業に触れる体験や、地元企業とのマッチングをサポートするプログラムも含まれています。
例えば、農業や観光業、地元の職人仕事など、地域資源を活かした仕事を体験することで、移住後のキャリアパスを見つける助けになるでしょう。
まとめ:お試し移住で理想の移住先を見つけよう!
お試し移住プログラムは、地方での生活を現実的に体験し、将来的な移住の可能性を検討する絶好の機会です。
たくさんの自治体がお試し移住を実施しています。(今回は、2か所でした…)
移住への不安を解消し、地域の魅力に触れることで、自分に合った理想の移住先を見つけましょう。
それでは!
宿泊制限があり、残りあと80泊/250泊だそうです(令和6年10月8日現在)