引っ越し日が決まったらやること

引越し業者への依頼は、引越したい時期の1カ月から2週間前までに行うと、余裕をもって引越しをすることができます。複数の業者から見積もりをとったり、自分の希望を照らし合わせたりするなどして決めた1社と契約をかわし、正式に引越しの日取りを確定します。

引っ越し業者に依頼!

1. 業者の信頼性を確認する

  • 評判やレビューを確認:インターネットで業者の評判や口コミを確認しましょう。友人や家族からの推薦も信頼性の確認に役立ちます。
  • 免許の確認:引っ越し業者が適切な免許(一般貨物自動車運送事業の許可)を持っているか確認しましょう。

2. 見積もりの取得と比較

  • 複数の業者から見積もり:できるだけ複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較しましょう。急ぎの場合でも、比較は重要です。
  • 料金の内訳確認:見積もりの内訳を詳しく確認し、追加料金が発生する可能性があるかを把握しましょう。例えば、荷物の量や移動距離によって追加料金がかかる場合があります。

3. サービス内容の確認

  • 保険の確認:荷物の破損や紛失に備えて、業者が提供する保険内容を確認し、必要ならば追加保険に加入することも考えましょう。
  • オプションサービスの確認:梱包サービスや家具の分解・組み立て、エアコンの取り外し・取り付けなど、必要なオプションサービスが含まれているか確認しましょう。

4. 引っ越し日程と時間の確認

  • 時間帯の確認:引っ越し当日の作業開始時間や終了時間を明確にしておきます。早朝や夜間の場合、追加料金が発生することがあります。
  • 引っ越し日の最終確認:2週間前に日程を再確認し、万が一のトラブルに備えて業者としっかりコミュニケーションを取っておきましょう。

5. 当日の準備と段取り

  • 駐車スペースの確保:新旧両方の住居で引っ越しトラックの駐車スペースが確保されているか確認します。都市部では特に重要です。
  • 荷物のリストアップ:当日、運んでもらう荷物をリストアップしておきます。貴重品や重要な書類は自分で運ぶことをおすすめします。

6. 追加料金の確認

  • キャンセルポリシーの確認:急な予定変更に備えて、キャンセルや日程変更に関する規定を確認しておきましょう。
  • 追加料金の可能性:階段作業や特別な梱包が必要な荷物がある場合、追加料金が発生することがあります。事前に確認しておきましょう。

これらの点に気をつけて準備を進めることで、トラブルを回避し、スムーズな引っ越しを実現することができます。

粗大ゴミの収集依頼や不用品の処分

1. 収集依頼のタイミング

  • 早めの予約:粗大ゴミの収集は自治体によって予約が必要です。特に引っ越しシーズンは予約が埋まりやすいため、少なくとも2週間前には収集依頼をしましょう。
  • 収集日確認:収集日は自治体によって異なるため、自分の住んでいる地域の粗大ゴミ収集日を確認し、それに合わせて計画を立てます。

2. 収集方法と料金の確認

  • 自治体の規定確認:粗大ゴミとして収集可能な品目や、収集の方法(指定されたシールを購入して貼るなど)を確認しましょう。料金は物のサイズや種類によって異なるため、詳細をチェックしてください。
  • 収集場所の確認:通常、指定された場所(自宅前や指定の回収場所)に粗大ゴミを置く必要があります。収集日に間に合うように準備しましょう。

3. 不用品の処分方法

  • リサイクルと寄付:まだ使える不用品は、リサイクルショップや寄付として活用するのも一つの方法です。これにより、処分コストを削減できるだけでなく、環境保護にも貢献できます。
  • フリマアプリやオークション:時間に余裕があれば、フリマアプリやネットオークションで売ることも考えましょう。ただし、発送や購入者とのやり取りに時間がかかることもあるため、引っ越し直前には向いていません。

4. 特殊な不用品の処分

  • 家電リサイクル法対象品:冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビなどは「家電リサイクル法」に基づき、自治体ではなく販売店やメーカーを通じてリサイクル処理が必要です。購入した店に引き取りを依頼するか、指定の業者に連絡しましょう。
  • 危険物やリサイクル不可品:ペンキ、薬品、バッテリーなど、通常のゴミとして出せないものは、専門業者による処分が必要です。自治体の指示に従って正しく処理しましょう。

5. 不法投棄の防止

  • 不法投棄のリスク:指定された場所や方法を無視してゴミを放置すると、不法投棄となり罰金が科せられることがあります。必ず自治体のルールに従いましょう。

6. 業者利用の検討

  • 不用品回収業者の選択:大量の不用品や大きな家具を一度に処分したい場合、不用品回収業者の利用を検討するのも一つの方法です。ただし、業者選びには注意が必要で、見積もりを取り信頼できる業者を選びましょう。

これらの注意点を守って粗大ゴミや不用品を処分することで、スムーズに引っ越し準備を進めることができます。梱包資材を準備する

1. 必要な梱包資材の種類

  • ダンボール箱
    • 大サイズ:大きな衣類や寝具、軽いがかさばるものを収納するのに適しています。
    • 中サイズ:書籍、調理器具、雑貨類などに適したサイズ。
    • 小サイズ:重いもの(食器、調味料、書類など)を入れるのに適しています。
  • 緩衝材
    • プチプチ(バブルラップ):割れやすいものやデリケートな物品を包むのに使用。
    • 新聞紙やクラフト紙:食器やガラス製品を包んだり、隙間を埋めたりするのに便利。
  • ガムテープ
    • 丈夫な梱包用テープを用意し、複数本用意しておくと安心です。
  • マーカー
    • ダンボール箱に中身や部屋の名前を書くために必要です。
  • ハサミとカッター
    • テープや緩衝材のカットに使用します。
  • ビニール袋
    • 衣類や小物をまとめたり、液体物の漏れ防止に使用。

2. 資材の数量目安

必要な資材の量は、家の広さや持っている荷物の量によって変わりますが、以下は一般的な目安です。

  • 1R〜1K(一人暮らしの場合):
    • ダンボール箱:小サイズ10~15個、中サイズ10~15個、大サイズ5~10個
    • バブルラップ:10~20メートル
    • ガムテープ:2~3本
  • 2LDK(カップルや小家族):
    • ダンボール箱:小サイズ15~25個、中サイズ20~30個、大サイズ10~15個
    • バブルラップ:20~30メートル
    • ガムテープ:3~5本
  • 3LDK以上(家族):
    • ダンボール箱:小サイズ20~30個、中サイズ30~40個、大サイズ20~25個
    • バブルラップ:30~50メートル
    • ガムテープ:5~7本

3. 資材の調達方法

  • 引っ越し業者からの購入:引っ越し業者によっては、ダンボール箱や梱包資材を提供してくれるところもあります。必要な量を相談して購入しましょう。
  • ホームセンターや通販での購入:必要なサイズや種類に合わせて自分で購入することも可能です。セットで販売されていることが多いので、まとめて購入すると割安です。
  • 無料のダンボール箱:スーパーやドラッグストアで無料で入手できることがありますが、強度やサイズにばらつきがあるため、あまり重いものや重要な荷物には使用しない方が良いでしょう。

4. 梱包時の注意点

  • 重いものは小さな箱に:重いものは小さなダンボールに詰め、持ち運びやすくします。
  • 中身の表示:マーカーで箱の中身や行き先の部屋を明確に書き、荷解きがスムーズに進むようにしましょう。
  • 隙間を埋める:ダンボール内の隙間を緩衝材や新聞紙で埋めることで、移動中の荷物の破損を防ぎます。

これらの資材を適切に準備することで、引っ越し時の梱包が効率的に進み、荷解きも楽になります。

幼稚園や保育園の転園手続き

1. 転園先のリサーチと入園枠の確認

  • 新居近くの幼稚園・保育園の調査
    • 引っ越し先の自治体のウェブサイトや直接の問い合わせを通じて、近隣の幼稚園や保育園の情報を収集しましょう。転園先の教育方針や施設の設備、通園のしやすさを確認します。
  • 空き状況の確認
    • 特に保育園は定員が限られており、空きがない場合もあります。早めに新しい園の空き状況を確認し、転園可能かを調べましょう。

2. 現在通っている園への報告

  • 退園の意思表示
    • 転園が決まったら、できるだけ早く現在通っている幼稚園や保育園に退園の意思を伝えます。通常、1か月前までに報告するのが一般的ですが、園によってはさらに早い段階での連絡が求められる場合もあります。
  • 退園手続きの確認
    • 退園届の提出や必要な書類の準備など、退園に必要な手続きを確認し、期日までに完了させましょう。また、未払いの保育料や諸費用がないかも確認しておきます。

3. 転園先の入園手続き

  • 入園申し込み
    • 転園先の幼稚園や保育園で入園申し込みを行います。自治体の保育課や園に直接申し込むケースがありますので、手続き方法を確認しましょう。
  • 必要書類の提出
    • 入園申し込みに必要な書類(住民票、健康診断書、保育の必要性を証明する書類など)を提出します。自治体によっては、前の園から発行される書類が必要な場合もあります。
  • 面接や見学
    • 一部の幼稚園や保育園では、入園前に面接や見学が求められることがあります。日程を調整して参加しましょう。

4. 転園後の手続き

  • 転入先自治体での手続き
    • 保育園の場合、新しい自治体での保育料の決定や必要書類の提出が求められることがあります。転入届を提出する際に、保育課での手続きも同時に行うとスムーズです。
  • 新しい環境への適応支援
    • 子どもが新しい環境に早く慣れるため、園のイベントや親子参加のプログラムに積極的に参加し、先生やほかの保護者とのコミュニケーションを大切にしましょう。

5. その他の注意点

  • 引っ越し前の自治体からの証明書取得
    • 保育園の場合、自治体から発行される「保育利用証明書」が必要になる場合があります。引っ越し前に発行を依頼しておきましょう。
  • 慣らし保育の検討
    • 新しい園での慣らし保育が必要な場合、スケジュールを確認して対応します。子どもの負担を軽減するために、徐々に園生活に慣れていけるようにしましょう。

転園手続きは多くのステップが必要ですが、早めに準備を始めることでスムーズに進めることができます。

子供の小学校・中学校の転校手続き

1. 転校先の学校選びと情報収集

  • 新居の学区確認
    • 引っ越し先の住所が属する学区を確認します。学区によって通う学校が決まるため、自治体の教育委員会や役所で確認が必要です。
  • 転校先の学校情報収集
    • 転校先の学校の教育方針やカリキュラム、学校生活の特徴を調べます。学校のウェブサイトや教育委員会からの情報、学校見学などを活用して情報を集めましょう。

2. 現在の学校への報告と手続き

  • 転校の連絡
    • 転校が決まったら、まず現在通っている学校にその旨を伝えます。担任の先生や学校の事務局に連絡し、転校手続きを始めます。
  • 転校届の提出
    • 学校に「転校届」を提出します。この際、転校の理由や引っ越し先の住所を記入する必要があります。
  • 在籍証明書と教科書受領証明書の発行
    • 転校手続きに必要な「在籍証明書」や「教科書受領証明書」を学校から発行してもらいます。これらの書類は転校先の学校での手続きに必要です。

3. 転出届と転入届の手続き

  • 役所での手続き
    • 引っ越し前の自治体で「転出届」を提出し、「転出証明書」を受け取ります。これを持って引っ越し後の新しい自治体で「転入届」を提出し、子供の住民登録を行います。その際、「転入学通知書」がもらえます。
  • 教育委員会での転校手続き
    • 新しい自治体の教育委員会に「転入届」「転入学通知書」を提出し、転校手続きを行います。ここで、転校先の学校が正式に決定されます。

4. 転校先の学校での手続き

  • 入学・転校手続きの開始
    • 転校先の学校に「在籍証明書」「教科書受領証明書」などの必要書類を提出し、正式な入学手続きを行います。場合によっては保護者面談が行われることもあります。
  • 教科書の配布
    • 転校先の学校で教科書を受け取ります。教科書が変わる場合があるため、必要なものを確認しておきましょう。

5. その他の手続きと注意点

  • 制服や学用品の準備
    • 転校先の学校の制服や体育着、学用品の準備が必要です。事前に学校からの案内を確認し、必要な物品を揃えましょう。
  • 通学手段の確認
    • 新しい学校までの通学手段を確認し、交通機関の定期券や通学路の安全性をチェックします。場合によっては、新しい通学方法に慣れるための練習も必要です。
  • 友人や先生とのコミュニケーション
    • 転校後、子供が新しい環境に馴染むために、友人との関係や先生とのコミュニケーションを大切にしましょう。学校のイベントやクラブ活動に参加することも、適応を助ける良い機会になります。

6. 転校に伴う注意点

  • 転校のタイミング
    • 学期の途中での転校は、学習内容に差が出ることもあります。引っ越しのタイミングを慎重に考え、学習の遅れを最小限に抑える工夫が必要です。
  • 心のケア
    • 転校は子供にとって大きな変化です。親として、子供が新しい環境に適応できるよう、心のケアやサポートを提供することが重要です。

これらの手順に従い、計画的に手続きを進めることで、転校がスムーズに行われ、子供が新しい学校生活に早く慣れることができます。

「引っ越し難民」とは

1. 引っ越し難民が発生する背景

  • 引っ越しシーズンの集中
    • 日本では、学校の新学期や会社の人事異動が多くなる3月から4月にかけて、引っ越し需要が非常に高まります。この時期には、特に多くの家庭や個人が一斉に引っ越しを計画するため、業者の予約が取りにくくなります。
  • 業者の人手不足
    • 引っ越し業界は季節的に繁忙期と閑散期があり、繁忙期には一時的に多くの作業員が必要になります。しかし、近年の人手不足や労働環境の改善要求により、引っ越し業者が繁忙期に十分なスタッフを確保できないことが増えています。
  • 物流・交通事情の影響
    • 都市部での交通渋滞や物流の集中も、引っ越しの効率を低下させる要因となります。また、大型トラックの運転手不足も、業者の対応能力を制限します。

2. 引っ越し難民の影響

  • 引っ越し日程の変更
    • 希望する引っ越し日に業者が手配できず、予定していた引っ越しが延期されることがあります。これにより、新しい住居への移動が遅れる、旧住居の退去期限に間に合わないなどの問題が発生します。
  • 費用の増加
    • 需要が高まる繁忙期には、引っ越し費用が通常よりも高騰することがあります。これに加え、ギリギリになって予約すると、さらに高額な料金を提示されることもあります。
  • 生活への影響
    • 引っ越しがスムーズに進まないと、新しい環境での生活準備が遅れるだけでなく、仕事や子供の学校生活にも支障をきたすことがあります。

3. 引っ越し難民を避けるための対策

  • 早めの計画と予約
    • 引っ越しの予定が決まったら、できるだけ早く引っ越し業者を予約しましょう。特に繁忙期の場合、数ヶ月前からの予約が推奨されます。
  • 引っ越し日の柔軟性
    • 平日や繁忙期を避けた日程での引っ越しを検討することで、予約の取りやすさや料金の低減が期待できます。もし可能であれば、繁忙期を避けるように計画を立てるのも一つの方法です。
  • 複数の業者に問い合わせる
    • 一つの業者に絞らず、複数の引っ越し業者に見積もりを取り、選択肢を広げておくと良いです。また、地元の小規模な業者に依頼するのも一つの手です。
  • DIY引っ越しの検討
    • 短距離の引っ越しや荷物が少ない場合は、自分でレンタカーを借りて引っ越しを行うことも検討できます。友人や家族の協力を得て、自力で引っ越しを行うことで、費用を抑えつつ予定通りに引っ越しができます。
  • 荷物の一時保管
    • 引っ越しができない場合、荷物を一時的に保管するサービスを利用し、後日改めて引っ越しするという方法もあります。トランクルームや貸し倉庫を利用することで、住居間の移動を柔軟に行えます。

引っ越し難民にならないよう、早めの計画と柔軟な対応が重要です。特に繁忙期の引っ越しを考えている場合は、余裕を持って準備を進めることが求められます。

引っ越し業者が大手であればホームページにお得情報を掲載しています。「梱包用の段ボールを何箱も用意」してくれたり「キャッシュバックや割引」があり、お得な気がします。
また、地元の運送会社は、実際に見積もりを取ってみると大手より破格の値段だったりします。

安さにこだわり、時間的に余裕があれば大手業者と地元業者を同時見積もりする事をお勧めします。

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mamoru
mamoruと申します。岩手県在住です。 岩手から静岡へ移住を画策している50代男です。 奥さんと一緒に住んでいます。 子供達は、都会へ行って帰って来ません。😭 いつしか自分と奥さんの夢は、「雪の降らない場所へ移住したいね」というのが口癖になり やがて現実的な夢へと変わっていきました。 どーしても移住したい。  と調べているうちに移住に関する知識がたくさんになったので移住を考えている方に調べた事を記事にしていきます。 お役に立てれば嬉しいです! 記事の内容についてご質問や、記事の削除依頼等がございましたらお問い合わせフォームまでよろしくお願い致します。