今日は、待ちに待った沖縄YouTubelive配信です。
おきなわ島ぐらしYoutubeLIVE配信第4弾!
今回は「沖縄の住まい大研究!」と題して、沖縄県や市町村が、住宅事情、相場感、住まいの探し方のアドバイスなどをみなさまにお伝えするセミナーを配信するそうです。
令和6年10月30日(水) 19:00から20:30まで(延長してました…)
配信内容
オープニング
写真で紹介!私の沖縄ベストショット
第1部
地域のリレーセミナー(以下発表順)
伊是名村(移住全般の内容を予定)
伊江村(住まいのセミナー)
大宜味村(住まいのセミナー)不参加
石垣市(住まいのセミナー)
与那国町(住まいのセミナー)
第2部
住まいのセミナー(以下発表者)
沖縄県就職支援サービス
りっか沖縄沖縄県教育委員会
しまむすびワークステーション他、今後の予定
沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし
沖縄の良いところは雪が降らないところかな〜暖房費もかかんないしね!
さぁ始まりました。
岩手出身の自分としては、馴染みのない南国!沖縄です。
今回のセミナーでのお話は、離島ならではの住宅事情についての内容でした。
司会の方は、「おきなわ島ぐらし」スタッフの若い男の方でお名前は、山﨑 柊平さんです。
(山﨑さんは、北海道の札幌市出身で2016年から沖縄県地域おこし協力隊として3年間活動し、今現在は、養蜂と学童スタッフの仕事をしながら沖縄県が主催する移住相談などをしているそうです。)
どうして、北海道から沖縄に来たのか説明は、ありませんでしたが(多分自分と一緒です。)、雪の降らないところで生活したかったのかなぁ(あくまでも予想ですが…)と思いました。
移住に関して大事な住居に関しての離島事情を4つの地域の方々に説明してもらっていますので、その内容をご紹介したいと思います。
目次
写真で紹介!私の沖縄ベストショット
活動内容や雰囲気が伝わるように各担当者の方が写真を紹介するコーナーのようです。
みなさん、なぜこの写真を紹介するのか写真を見せながらお話していました。
沖縄といったら青い海ですが…
担当者の皆さんは移住者のことを
考えて既に移住した方々の
写真にしたようです。
移住は地域とのコミニュケーションが
大事ということなんだろうな
まず、1人目は、石垣島の大倉さんです。
自己紹介の中で出身地が東京の新宿と言っていました。
写真ですが、石垣の海とか見れるのかなぁとか思ってると、東京での移住相談会風景の写真でした。(なんか拍子抜け…)
相談会に移住相談者がいっぱい来たので喜びをこめてこの写真にしたとのことでした。
相談会では、住むところと、仕事のことをたくさん相談されるそうです。
2人目は、伊江島の山城さんという男性の方です。
山城さんは、地元の方のようです。
写真は、「エイサー」の写真でした。(沖縄って感じです!)
沖縄の民族衣装を着た男性が写っています。
「この方、実は移住してきた人なんです」と説明されて、青年会なるものに入って(29歳まで人が入れる)地域の人と馴染んでるとのことでした。
「こういう移住っていいな」と自分が感動したことの成功例をお話されていました。
3人目は、与那国町の かわもと(漢字がわからない…)さんという女性の方です。
この方も6年前に東京から移住してきた方で「与那国の自然に一目惚れした」とのことでした。
今現在は、役場で働いているようです。
写真は、地域での移住者交流会で(30人くらい集まった)収穫祭をしている写真です。
スイカ割りしているところがベストショットだということでこの写真にしたようです。
次は、冬の収穫祭があるので(さすが南の島)それに向けて準備をしているそうです。
与那国島は、「Dr.コトー」でドラマの舞台になった場所であり、「日本で最後の夕日」が見れる綺麗なところで有名です。…銀の🐉りゅうの背に〜のって🎶…
4人目は、伊是名島の比嘉さんという女性の方です。
比嘉さんも移住者ですが、17年前に来たのでまるで地元の方のようです。
(名前も沖縄にある名前だし〜)
写真は、島の綺麗な場所で海が写ってところを選んでました。
アマテラスオオミカミが住んでいたという伝説の場所だそうで「ザ・沖縄」という感じで、観光の方を連れて行ったりしているそうです。
みなさん素敵な写真をありがとうございました。
行きたくなりました。
第1部 地域のリレーセミナー
伊是名村(いぜな)(移住全般の内容を予定)
伊是名島は、沖縄本島(運天港)からフェリーで55分のところにあります。
周囲16キロでどこに行くにも車で10分くらいで、人口は1,200人ちょっとです。
産業は、農業、漁業、観光業が盛んで、琉球王国の王様の出身地なので遺跡がたくさんあるそうです。あと、ハブがいないそうです。
伊是名島の「ウンナー」というお祭りがあり、沖縄県の伝統的な豊年祭で、稲の収穫を祝い五穀豊穣を祈願する行事です。
この祭りは島内の各集落(勢理客、仲田、諸見、伊是名)ごとに実施され、主に旧暦6月に行われます。
祭りの主な特徴
- 大綱引き:収穫後の稲わらを使い、大きな綱を編んで綱引きが行われます。この綱引きは、集落の人々が力を合わせて勝敗を競うことで、地域の団結を高めます。
- スナイ:戸板の上で若者たちが昔の衣装をまとい組み合うユニークな競技で、これも祭りの盛り上がりを象徴する一つです。
- 沖縄相撲:力自慢が集い、伝統的な相撲大会も催されます。
ウンナーは、ただの競技だけでなく、祭りの最後まで泡盛を楽しみながら続く賑やかなイベントです。地元住民が中心ですが、観光客も歓迎され、参加することで地域の文化に触れることができます。
このお祭りは地域の連帯感を深めるとともに、自然への感謝を伝える場でもあり、島の伝統文化を支える重要な行事です。
興味があれば、開催時期を合わせて訪問すると、現地の温かい雰囲気を体験できるとのことです。
あと、トライアスロンが11/3(日)やるみたいです。
今回で37回なのですごい続けてますよね!
内容は、以下のとおりです。
・水泳:2km−伊是名ビーチ(スタート)2周コース
・自転車66km−村一周道路約5周
・マラソン20km−臨海ふれあい公園〜村内陸部2周コース合計88km
〜臨海ふれあい公園グラウンド(フィニッシュ)
生活環境
- 光回線は、開通しています。
- スーパーは、1カ所で、小売店は、8カ所あります。(値段は高いそうです。)
不動産屋さんは、無いので口コミなどで探すしか、なさそうですが、村役場の方で物件を用意しているそうです。
今現在は、3カ所あるそうですが、情報を出すとすぐ決まっちゃうそうです。
今あるのは、単身者向けで年齢制限があり40歳までとのことのようです。
ファミリー向けは、今の所2カ所あり空いているそうです。(詳しくは、村役場に)
仕事も選ばなければそれなりにあるとのこと(ちょっと大変そう😅)
オーダーメイドの移住ツアーをやるとのこと(内容の説明はなかったが、移住相談者と相談して決めていくんだろうな)なので、足を運ぶことが大事かと…
伊江村(住まいのセミナー)
移住コーディネートをしている柴田です、と女性の方が説明されてます。
(担当者がバトンタッチのようで、この方も移住者とのことでした。)
伊江島は、沖縄本島の北西に浮かぶ離島(本島との距離9キロメートル)で「伊江島ブルー」と言われるくらい綺麗な海に囲まれているそうです。
島のシンボルは城山(ぐすくやま)で標高は、172メートルだそうです。
島の35%は米軍基地エリアの軍用地になっているとのことでした。(うるさいみたいですよ)
人口は、4300人ちょっとで65歳以上の割合が37%だそうです。(牛が4400頭くらいいるそうです…笑)
生活環境
- コンビニが2軒あります(ファミマみたいです)。
- 主な産業は、農業です。
- フェリー往復運賃は、村外の人は高くて(大人1250円、子供630円)、村民(大人430円、子供220円)は安いみたいです。
島の賃貸物件は主に3種類 (不動産屋さん名護市にはあるみたいですが…島にはないみたいです)
・村営団地 2LDKか3LDK
・民間アパート 1R〜1K 家賃3万円後半〜4万円くらい、2LDK 家賃4万円〜5万円くらい
・空家 家賃3万円〜8万円(改修が必要なのであきらめた方がいいかも。DIYが得意な人ならもしかして)
というのがこの島の大体の物件内容ですが、ほぼ満室だそうです。
しかし、新たな物件も今年の3月に完成しているみたいで、移住定住促進住宅こちらを参考にしてみてください。
また、購入とかの話になると地元島民の方は、知らない人に売りたがらず、不動産屋に出回らないみたいです。(…苦笑)
仲良くなると話には、なるみたいなのでとりあえず賃貸からというところでしょうか。
インターネットで情報を得るよりも実際に話しをしないと情報が出てこないそうです。
大事なのは口コミとのことなので、何度も行かないとダメっぽいですね。
あと、3泊〜13泊で移住体験ができる「移住体験プログラム」があるみたいなので利用してみてください。
移住応援給付金(伊江島独自の支援)があるみたいです。
・沖縄県内から移住してきた世帯5万円支給
・沖縄県外から移住してきた世帯15万円支給
(子供1人につき5万円加算)
政府の支援策もあります。(世帯100万円、単身60万円、子供1人につき100万円加算)
石垣市(住まいのセミナー)
再び登場の大倉さんです。(新宿出身、移住して14年だそうです。)
石垣島に魅せられて移住したんだろうなぁ、という印象です。
説明パワポの表紙に「おーりとーり」と書いてあり、気になったので調べてみたら石垣島の方言で意味は、「いらっしゃい」という意味みたいです。
ゆんたくガーデンというところの運営をしているみたいですが、石垣市の移住支援もお仕事としてやっているみたいです。
他には、八重山の自然・文化保護活動をしているみたいで、エネルギッシュな人だなぁという印象です。
石垣島ですが人口は、5万人弱で、島の面積は、結構広いのですが、島南部に8割の方が住んでいるそうです。
住宅事情
石垣島の賃貸物件稼働率は、ほぼ100%に近く物件が空いた、または新しく出来た→すぐ入居が決まってしまう状態だそうです。
部屋を探している方の人数と部屋の数のバランスが取れていないんだそうです。
(不動産会社は50軒くらいある)
市街地エリアの物件で…
・1R〜1K 4万円〜7万円
・2LDK 6万円〜9万円
・3L以上 9万円以上
だそうで、とても高い印象です。
これに部屋の造りを大きくしたワンルームとか海が見えるオーシャンビューとかにするとプラス1万円〜2万円になるそうです。
ネット情報は、ちょっと情報が古かったり、残り物だったりするので物件探しは、現地でしましょうとのことでした。
また、南部地域ではなくて、そのほかの地域にすれば、家賃は安くなると思います。
部屋を借りるときの予備知識
・敷金2、礼金1(ケースバイケース)
・保証人1名、家賃保証会社(レオキス、ほか)、仕事をしている証明書
・駐車場の確認(ない物件も最近はある)
・契約形態が定期借家(最初から期間が限定される、沖縄に多い)と更新・一般
・物件の取置きはしない
・気に入ったら手付け
・見つかりやすいのは、9月〜10月で見つけにくいのは、2月〜3月
中古の戸建てや古民家は数が少なく古民家の改装は民宿や喫茶店などに大家さんが「うん」といってくれず、住居専用だったら「いいよ」というそうです。
また、急に退去してくれと言われる場合もあるそうで、大家さんとの直接契約は、あまりしない方がよいとのことです。「親戚がこの家に住むから出て」と簡単に言われるそうです。
生活環境
- 車社会なので、所持と運転はできないとダメなようです。
- 炎天下でバスの本数は減少傾向
- ガソリン代はけっこう高い
- 海が近いので車に塩害があるそうです。
- バイクに乗れる人だったらその方が経済的で便利かも
石垣島は、人口も多く結構都会なのでいろいろ揃っていますが、その紹介は、今回時間の都合上ありませんでした。
詳しくは、石垣市移住定住支援ポータルサイトの情報をご覧ください。
与那国町(住まいのセミナー)
再び登場のかわもと(漢字わからず)さんです。
与那国島は、日本で最西端で台湾がすぐそばです。
天気が良い日は、台湾がよく見えます。
飛行機かフェリーでの移動になります。
・飛行機は那覇まで1日1往復便(片道1時間20分)、石垣島まで1日3往復便(片道30分)
・フェリーは石垣島まで週2回(片道約4時間)
人口は、1700人くらいで、島は、1時間くらい、車で全部回れるくらいだそうです。
そして、島を1周できるようにバスがあるそうです。
車は、あったほうが便利ですが、なくてもなんとかなるそうです。
自然に魅了されて移住を決めたとのことでした。
年間平均気温は、24°Cで冬は、10°Cを下回ることもあるそうです。(意外と寒い)
生活環境
- 商店が全部で7つあるそうで(コンビニはないです)、意外とAmazonで買い物をする人が多いそうです。
- 与那国馬が有名で乗馬教室が村民限定で500円できるそうです。
- 教育:保育園1、幼稚園2、小学校3、中学校1、高校は、ありません。学童が1あります。
- 医療:与那国町診療所
住宅についてのお話ですが、民間のアパートが6軒あり、満杯だそうです。
空き家に関しても改修して住めるようになるくらいにするのは、難しい😓みたいです。
町でやっているもので、古民家を改修したり、気象台旧宿舎を改修したりして、移住支援のための与那国移住促進住宅物件はあります。
その物件に期間限定で住み、次に住むところを探していくという流れが一般的とのことでした。
今の所、移住者の7割くらいの方々が、この方法で、物件探しをして成功しているようです。
期間限定物件の家賃ですが、古民家を改修した物件の方は、1.5万円〜2.5万円で入居期間は、半年から3年間だそうです。
気象台旧宿舎を改修した物件は、3.5万円〜4.5万円で入居期間は、2年間だそうです。
この物件に住める条件が、
・地域行事への参加
・申込時に島外に住んでいる
・与那国に定住を考えている
ということだそうです。
いろいろな人と仲良くなり協力者を増やしていってほしいとのことでした。
自分の居場所は、自分でつくるということなのでしょう。
第2部 沖縄県就職支援サービス
沖縄県の就職支援サービスは、移住希望者のスムーズな移住・就職をサポートするために、さまざまな取り組みを行っています。以下はその主な内容です。
- 就職マッチング支援
移住者が沖縄県内での仕事を探しやすいように、県内企業とのマッチングや就職相談を提供しています。
また、「沖縄UIターンサポートセンター」や「グッジョブセンターおきなわ」といった施設が、就職先探しから面接のサポートまで幅広いサポートを行います。 - 移住支援金制度
特に沖縄県外からの移住者を対象に、就職に伴う移住支援金が提供されています。
この制度は、特定の求人条件を満たす場合に適用され、金銭的なサポートを通じて移住のハードルを下げる取り組みです。 - 生活支援と定住支援
沖縄での生活に関する支援も充実しており、住まい探しや地域の情報提供も行っています。
移住者が円滑に新しい生活に慣れるよう、地域との交流やイベント情報も共有されます。
また、LINEなどを通じて気軽に相談できる「スタイルチャット」など、デジタル窓口も整備されています。 - 就職活動サポート
キャリアカウンセリングやセミナー、就職活動における交通費支援なども提供されています。
特に、沖縄の生活や給与水準についても事前に確認する機会があり、現地の状況に合わせた就職活動を支援しています。
これらの支援サービスは、沖縄での生活をより快適に、そして移住希望者が長期的に安心して暮らせるようなサポートを目的としています。
沖縄の移住支援についての詳細は、沖縄県の公式移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」でも確認できます。
りっか沖縄沖縄県教育委員会
沖縄県教育委員会は、移住希望者に特化したサポートとして、県外からのUターンやIターンを支援する「りっか沖縄」プロジェクトに参画し、特に教育関係の職種を目指す人々への支援を行っています。
沖縄県教育委員会は、移住相談会などのイベントに参加し、教員採用に関する相談や地域の教育環境に関する情報を提供しています。
また、教育分野の求人紹介や、移住後の生活や子育て環境についても説明することで、移住者が円滑に新生活を始められるようにしています。
「りっか沖縄」は、沖縄県の公式移住支援サイト「おきなわ島ぐらし」と連携しており、他の職業支援だけでなく、教育分野のキャリアサポートも強化しています。
このような取り組みは、沖縄での就業や暮らしに関心を持つ移住希望者が、移住前から必要な情報を集め、スムーズに新生活を開始できるようにすることが目的です。
沖縄の離島移住YouTube Live配信 感想まとめ
今回、Live配信に登場して説明してくれた方々は、ほぼ「自分も移住してきたんだよ」という方がほとんどでしたね。
地元の方じゃなく実は、移住してきた人が協力隊などになり次の移住者を導いていくなんて「なんて素敵なんでしょう」と思ってしまいました。
沖縄の離島に移住を考えると、自分だったら不安しかないと思っていたのですが、魅了するものがやはりあるのでしょね!(海、自然が綺麗ですもんね!)
1741の自治体は、人口がどんどん減って、何年かすると消滅してしまうかもしれないので、政府の移住政策が終了してもこの移住政策を進めていかなくちゃなりませんよね。
最初は、移住すれば支援金がもらえるという政策だったはずですが、2024年度で終了してしまうのでお金じゃない何かで特徴を出していかなければならないのが、大変ですね。
実は、東京以外の大都市でも人口が減っている現在、生き残る街は、どこかますます見守りたくなりました。
それでは。
今回は沖縄の離島なのね!沖縄に住んでみたいって1度は思ったのよ〜☺️